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2022.03.08
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「 住宅 省エネ性能 」についての勉強会
皆さん、こんにちは。
今日のブログは、施主様はあまりご存じない事かもしれない、国が昨年改訂した「建築物省エネ法」という法律に関するお話です。
建築物省エネ法の改正により、2021年4月から住宅の省エネ性能について、設計段階で建築士からお客さまへの説明が義務化されております。
そのため、建築士は設計した住宅の省エネ計算を実施した上で、その性能を正確にお客さまへ伝える必要があります。
その建築物省エネ法が2022年度4月より、また評価方法の変更がありました。
「その変更の内容を教えて頂く」 + 今回の最大の要点である「自社で住宅性能が計算できる指導!」のために、昨日、LIXILのご担当者様に弊社へご足労を願いました。
なぜ自社で計算出来るようにするのか?
それは….
昨年の法改訂により、先ず設計の段階で、施主様が説明を受けるか、受けないか、の意思表示の確認が必要となります。
施主様が「説明不要」という意思表示のもと書面にサインを頂ければ、説明を省くことも可能です。(現在は可能)
しかし、施主様が「説明が必要」と意思表示された場合、(今後は完全説明義務化の方向で国は目指しています)設備機器や照明器具等の種類、更に断熱材や窓サッシの種類を加味し、外皮計算をし、提出しなければなりません。
これを2021年の改訂では「設計士が・・」と謳っています!
当たり前のお話ですが、設計士に依頼をし、計算してもらうと、間違いなく100%の確率で有償になります!
これって….誰が負担するんですか??
国が改訂した法律の為に費用が発生してしまうんです!
なので昨年、弊社で施工させて頂いた施主様は「全て説明不要」の意思表示でした。
しかしながら近い将来に必ず、完全義務化の時が来ます。
それに備えて自社で無償で出来るように只今、勉強中で御座います!
弊社の ECOMSS SYSTEM (エコムズ システム)の取り組みの一環として。 K.Kawasuji