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2026.08.03

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本物の快適性を手に入れる――リーズが語る「高性能住宅」の真実と失敗しない家づくりの条件03

第3回:【電気代爆発の盲点】高性能住宅の隠れた主役「換気システム」の罠!第一種・第三種の真実とメンテナンスのリスク

第2回では、窓(サッシ)の性能妥協が招く冬の結露やコールドドラフトの現実について解説しました。第3回となる今回は、「家づくり」において意外と見落とされがちな「換気システム」のリアルな落とし穴と、電気代や健康被害に直結するメンテナンスのリスクについて解説します。

「新築住宅」が高気密化(隙間がなくなる)するということは、計画的に空気を入れ替えないと、室内に汚れた空気や湿気が溜まり続ける「息苦しい箱」になることを意味します。

「岐阜県」「土岐市」の気候風土を考慮した家づくりを行う「リーズ(Reas)」が、カタログには載っていない換気システムのシビアな現実を忖度なしにお伝えします。

1. 「第三種換気」の罠:冬場の冷気流入と暖房費の増大

現在、多くの「注文住宅」や「企画住宅」で標準採用されているのが、排気のみを機械で行い、給気は自然に取り入れる「第三種換気」です。初期費用が安く、構造もシンプルであるため広く普及しています。

しかし、このシステムには致命的な弱点があります。それは、冬場に「外の冷たい空気がそのまま室内に流れ込んでくる」という点です。せっかく断熱材やサッシにお金をかけても、給気口から氷点下に近い空気が絶えず入り続けるため、足元が冷え、それを補うためにエアコンの暖房費が跳ね上がるという「電気代爆発の罠」に陥るリスクがあります。

2. 【厳しい現実】「第一種換気(熱交換型)」が孕むメンテナンスの地獄

上記の弱点を克服するため、給気も排気も機械で行い、外気の温度を室温に近づけてから取り入れる「第一種換気(熱交換型)」を導入するケースが増えています。これなら冷気が入らず快適ですが、安易に導入すると後悔します。

  • フィルター清掃を怠れば「カビ散布装置」に化ける 第一種換気は、外部の虫やホコリ、花粉を防ぐための高性能フィルターを通って空気が入ります。このフィルターの定期的な清掃や交換(数ヶ月に1回)をサボると、目詰まりを起こして換気不良になるだけでなく、内部で繁殖したカビの胞子やダニを家中にばらまく最悪の事態を招きます。
  • ダクト内の汚れと将来の莫大な交換費用 天井裏などに長いダクト(配管)を這わせるタイプの場合、10年、20年と経過するうちにダクト内部にホコリが蓄積します。将来的にシステム本体の寿命が来た際、ダクトの交換も含めると数十万円という莫大なメンテナンス費用が発生するリスクを覚悟しなければなりません。

3. まとめ:Reasが提案する「ライフスタイルに合わせた選択」

換気システムに「絶対にこれが正解」という魔法の機械はありません。初期費用と暖房費のバランス、そして何より「ご自身が定期的なフィルター清掃(メンテナンス)をマメにできる性格かどうか」を冷静に見極める必要があります。Reasでは、お客様のライフスタイルやご予算を徹底的にヒアリングし、リスクを正直にお伝えした上で最適な換気計画をご提案します。

次回の第4回は、太陽の光と熱を味方につける設計手法「【日射シミュレーションの真実】ただ南向きに窓をつけるのは素人!リーズが実践するパッシブデザインの重要性」について解説します。どうぞお楽しみに。

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