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2022.05.29
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屋根についての考え方(輻射)
今回は、屋根についてのリーズの考え方をお話しさせて頂きます。
建築業者によりいろいろな考え方があると思いますが、弊社では基本的に「ガルバリウム鋼板」を標準としております。
しかも、色は「シルバー色」が標準!
それには様々な理由があります!
理由①・・なんと言っても軽量性です。
地震大国の日本で、特に東海大震災エリアに属するという岐阜県の地域柄、やはり頭である屋根は軽くしておきたい。
リーズが標準仕様にする最大の理由がこれです。
理由②・・メンテナンス性
瓦と違い割れ等の心配が無く、15年~20年に一度、塗装をするだけで大丈夫です。
大きさにもよりますが、だいたいメンテナンス予算として20万円~30万円位の安価な費用で大丈夫です。
(初期建築予算があり、メンテナンスに費用を掛けたくない!というご家庭には
メンテフリーで一生物のステンレス屋根をお薦めいたします)
理由③・・イニシャルコストが安価
初期の建築予算が比較的安価で収まるので、「トータル予算を抑えたい」というご家庭には良い屋根材です。
*全ての物にはメリットがあれば、逆にデメリットもあります。
ここではデメリットも書いておきます。
デメリット①・・金属なので熱伝導率が良いので熱を伝えやすい
熱を吸収しやすく、伝えやすいため、真夏の猛暑では屋根で目玉焼きができちゃいます。
=(イコール)家の中にも熱がこもりやすい素材です。
このデメリットに対するリーズの対処①・・屋根・外壁の下地に全て輻射シートを施して全てを覆っております。(全棟標準仕様)
(輻射シートの有無では、屋根裏の熱のこもり方が倍以上違ってきます。)
このデメリットに対するリーズの対処②・・屋根断熱材(発砲ウレタン)を200mm施工しております。(全棟標準仕様)
(岐阜県の建築会社の平均が85mm~100mmです)
このデメリットに対するリーズの対処③・・屋根の色をシルバー色標準としております。
(黒色が人気色ですが、残念ながらシルバー色の倍以上の熱吸収率になってしまいます。
デザイン性を優先してしまうと、後に後悔する事も…。理解の上でOKなら黒でも大丈夫ですが..)
デメリット②・・雨が当たる音が大きい
このデメリットに対するリーズの対処①・・リーズの家は全棟、屋根下地に吸音材も施しております。
如何でしょう、「屋根は色でも、材質でも、」熱の吸収率が異なります。
マイホームの参考にしてください。 K.Kawasuji